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圧延工程ではできるだけ歪の少ない板を作るようにコントロールしている。
しかし、平坦度の要求の厳しい用途ではこれだけでは不十分である。
そこで必要になるのが元板の歪(ひずみ)を直し平坦な板にする技術、「矯正」です。
板が薄くなればなるほど、矯正設備に用いるロール径は小さくなる。
そこでテンションレベラーを使います。
アルミ合金の場合だとローラーレベラーで矯正できるのは、0.2mmの薄板が限界。
銅合金は強度が高いので0.3mmくらいまでです。