コンクリート橋梁床版の熱/構造連成解析

高架式道路橋は現地打設のコンクリート床版を順次施工することにより完成するが、コンクリート打設に伴って複雑な荷重履歴を辿る。

まずコンクリートそれ自体が打設直後に弾性係数が変化しながら反応熱を発生し、さらに時間の経過を追って乾燥収縮を伴う。

また隣接する床版
及び鋼桁に拘束されつつ、熱収縮による変形を受ける。

この事例では、コンクリート打設直後の温度履歴を3次元モデルによる
熱伝導解析で求めた後、その結果を使って熱歪みを計算した。

有限要素法に戻る