製鉄所の圧延工程では温度履歴、温度分布、負荷履歴の不整合から、製品である厚板に初期歪み(波うち)が生成される。 この初期歪みを持った厚板を、ローラ列の間を通して順次表層から歪みを付加して矯正することにより、最終製品を製造する。 この事例では接触要素を活用して、弾性変形するローラで厚板に変形を付加していく過程を計算した。
有限要素法に戻る