シート成型プロセスは樹脂材料の板を加熱軟化させてから面外分布荷重を負荷して板に面外変形を生成し、型形状に馴染ませてから冷却硬化させて目的とする曲面形状の部品を製作するプロセスである。

しかし板の全周が完全固着される為、成型途中で板の面内伸びが特に箱形コーナ部で過大になり、局部的に板厚が減少する。(最大40%)

この事例では成型途中の樹脂シートが型表面の摩擦抵抗で引っ張られて、局部的に板厚が減少する過程について計算した。

樹脂シート成型過程の解析

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